お知らせ

八寸の会

愛着の持てる八寸帯に出会い、
日々の着物をより愉しんでいただけますよう、
表情豊かな各地の八寸帯を取り揃えました。
地方に根付いた織の文化や歴史など
着物にまつわる話にも花を咲かせて…

八寸帯 お仕立て上り 88,000円〜


会期Ⅰ:2020年10月2日(金)〜4日(日)
会場:東京 神楽坂「ギャラリーフラスコ」
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-16
TEL.03-3260-9055
時間:11: 00〜19:00 (最終日は17:00まで)
山崎陽子さん 期間中終日在廊

会期Ⅱ:2020年10月9日(金)〜18日(日)
会場:着物乃塩田
時間:10:00〜18:00 (木曜日定休)
山崎陽子さん在店日 10月10日(土)・11日(日)


名古屋帯はもっとも汎用性の高い
ポピュラーな帯ですが、そこには八寸と九寸という、
たった一寸の幅の違いによって
まったく趣を異にする2つの帯があります。
芯の入らない軽さ、織りっぱなしの素朴な耳の表情、
すくいの可憐な図柄、こぎんや献上の小粋な模様。
八寸帯の魅力は、肩の力の抜けたさりげなさ。
立派なケーキではなく、お母さんが作るおやつのように。
声高ではなく、耳もとでそっと囁かれる優しい詩のように。
各地の織元さんで丁寧に作られた帯を手に、
八寸が与えてくれる親密感と愉しさを
みなさんと分かち合えたら幸いです。

山崎陽子さん

1959年、福岡生まれ。
(株)マガジンハウスでファッション誌の編集部に勤務ののち、
フリーランスの編集者に。
きもの好きが嵩じて、著書『きものが着たくなったなら』
(技術評論社)を上梓。着始めて7年目ながら、
年間180日以上をきもので過ごす。
山崎さんのinstagramはこちら

@yhyamasaki